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車から張り込みをする際、周囲に怪しまれないようにするにはどうすればいいですか?

出典: 探偵の現場
A ボンネットを開け修理しているように装う B 女性スタッフと二人で恋人を装う C こまめに移動し場所を変える 通常、張り込みは長時間にわたる可能性があるので、車を使ってその中から調査対象者の行動を見張ります。その場合は目立たないごく一般的な営業車の車に二人以上で乗り込み、近くのコインパーキングか、路上でも駐車違反の取締り員が頻繁に来ない場所を選びます。 仮に駐車取締り員が来た場合でも、「運転手が乗車し速やかに移動できる」状態にあり、注意を受けた際に移動すれば、原則として違反に問われることはありません。(※停車はOKのエリア限定) 車には冷暖房がついていますので、暑い夏や厳寒の冬などでも探偵の疲労度は少なくて済むというメリットがあります。人の目にさらされていても、中で探偵が見張っていると思う人は、まずいません。ただし、屈強な男性探偵が二、三人で、じっと座っているのは、いかにも変です。やはりここでも怪しまれない演出が必要になります。 では、どんな演出が最善かというと、長時間継続可能でよくある風景であることが条件になります。 ボンネットを開けて故障を装うのは、長時間は無理ですし、親切な人が「ちょっと見せてごらんなさい」と、お節介を焼かないともかぎりません。まめに移動するのは、車での張り込みの基本ですが、それはあくまで駐車違反への対応方法です。 最もいいのが男女のカップルで、恋人を装う方法です。運転席に男性、助手席に女性。時折、楽しげな会話をしていれば、通りすがりの人は誰でも、恋人同士が別れを惜しんで、いつまでも車の中でいちゃついている……と思うはずです。張り込みのカモフラージュとして、違和感のない設定と言えるでしょう。 答えはBでした。 最近の張り込みには、先端機器も多数導入されています。 例えば、深夜、暗闇の中で調査対象者の行動を監視する際には、暗視スコープが必需品です。探偵がいると怪しまれる場合は、Wi-Fiが届く場所に小型カメラを仕掛け、離れた場所からその映像をチェックします。電子機器や映像機器の進歩が、探偵の仕事を支えている意外な一面もあるのです。